【要約文】
熊本県は阿蘇地域の景観保全を目的に、太陽光発電施設の設置を抑制すべき区域を示した「阿蘇地域太陽光抑制エリア図」を公表。県基準と関係市町村の方針を統合し、抑制対象エリアを明確化した。
熊本県は、令和5年9月に策定した「再エネ促進区域の設定に関する県基準」に基づき、阿蘇地域における太陽光発電施設のゾーニングを実施。今回新たに公表された「阿蘇地域太陽光抑制エリア図」では、県が定めた保全エリアに加え、阿蘇市や南小国町など7市町村および周辺3市町村が独自に抑制すべきとする区域を統合し、メガソーラーの設置を制限する方針を明示。景観保護と地域調和を重視した再生可能エネルギー政策の一環として、今後の事業計画に影響を与える重要な指針となる。
【情報配信元】
熊本県
阿蘇地域太陽光抑制エリア図について
https://www.pref.kumamoto.jp/soshiki/67/241509.html