太陽光発電業界の動向

JR九州とウエストホールディングス、駅構内の使用停止レールを活用した国内初の太陽光発電システムが始動

【要約文】

JR九州とウエストホールディングスは、宮崎県の佐土原駅構内にある使用停止レール上に太陽光発電システムを設置し、駅照明などに再生可能エネルギーを供給する実証実験を開始。鉄道施設の再活用による脱炭素化の新たな取り組みとして、駅構内の使用停止レールを活用した事例は国内初。

JR九州とウエストホールディングスは、国内初となる駅構内の使用停止レールを活用した太陽光発電システム「レールPV」の運用を開始した。設置場所は日豊本線佐土原駅1番線で、発電出力は4.97kW、年間発電量は約6,500kWhを見込む。CO₂排出量は年間5トン削減される予定。国土交通省の鉄道技術開発補助金に採択されており、発電状態や設置状況の検証が進められる。両社は今後も脱炭素社会の実現に向けた取り組みを推進する方針。

【情報配信元】

九州旅客鉄道株式会社、株式会社ウエストホールディングス
ニュースリリース https://www.jrkyushu.co.jp/news/release/index.html
https://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2025/10/07/20251008_Solar_power_generation_system_begins_using_disused_rails_within_the_station.pdf

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